座禅やってみた

昨日ついに座禅を組んでみました。
読売新聞の説明を読みながら、正しい姿勢を作るまで約10分も格闘。
足組むと足首が痛くなるんだけど…。
読売新聞に「慣れないうちはすねが痛む」って書いてあったけど、すねは全く痛くないんだよなぁ。組み方間違ってるのか(・ω・;)

昨日は最初だし10分間座ってみました。
でも自分の姿勢が気になりすぎて、「背筋伸びてるかな…」「親指さんかすかに合わせなきゃ…」「１メートル先ってどこよ…」と雑念が浮かびまくった（笑）
考えないようにしたら姿勢が崩れちゃいそう…。
でも始めたら足首の痛さはすっかり忘れた！

10分後、自分の雑念ぶりが悲しくなりすぎて、集中力が切れてきたので終了（早っ！）
そんで足伸ばそうとしたら…
うぎゃーいたたたたたた痛い！！！
座ってる時は忘れてたのに、伸ばそうとしたら足首とひざと股関節が死ぬほどいーたーいー！！(：ω；｀)
うーこんな痛くなって、ホントに正しい座り方できてるのかな…？
でも調べたら、痛くて１分も結跏趺坐（足を両方とも太ももに乗せる一般的な座禅法）で座れない人とか、そもそも結跏趺坐が組めない人とかも結構いるらしく、
足組んでる間はほとんど痛くなかった自分はマシな方なのかな…？　と思った。

あと座禅組んでる最後の方で、「あーだめだー自分雑念にとらわれるなー」とか思ってたら、バガボンドの13巻のワンシーン思い出した。
バガボンドのこと思い出すとかどんだけ雑念浮かんでんだよって感じですが（笑）
武蔵が、鎖鎌の分銅ってやっかいだなーどうしよーって考えてるときに、「おっと」と気づく場面。
「『一枚の葉にとらわれていては樹は見えん』　そうだったな沢庵」っていう。

バガボンド(4)(モーニングKC)

そんでこの台詞って元々どこに出てきたんだろうと調べたら、なんと4巻にまで遡るんすね。
この台詞の初出調べるのに30分もかかった(・ω・;)ふー
クソ坊…沢庵さんいわく剣において大事なのはこういうことらしいです。

「見まいとすれば心はますますとらわれる　心が何かにとらわれれば――剣は出ない」
「一枚の葉にとらわれては木は見えん　一本の樹にとらわれては森は見えん　どこにも心を留めず見るともなく全体を見る　それがどうやら…『見る』ということだ」

読売新聞の記事や、他の座禅のやり方読んでると、「ひとつの考えに執着しない」のが大事だよって書かれてますが、
雑念を一枚の葉だと考えれば、この「座禅の基本」って沢庵が言ってることと同じじゃないか・・・！！(゜д゜;)
まぁ沢庵も禅僧だから、当たり前と言えば当たり前ですが（笑）
でもなんだか「執着しない」ことの意味がわかった気がする！　沢庵ありがとう

そのうち座禅専用ブログ作ろっかなぁ…。
でも素人が勝手にやってるだけだし、ブログに書くと恥ずかしいことになるかもなぁ(・ω・;)
うーん、とりあえず自分で座禅日記用ノート作って様子見るか。