INSTINCT MACHINEGUN

ポケモン好きのサンガサポ。夫はセレッソサポのパンダ氏。ゆるすぎる観戦記やら旅行記やら。

ノーベル賞の益川さんを拝んできた・その2

一昨日の続きです。


さて、法人化の話の次には、戦争とか平和についての話になりました。
いろんな所で語られている益川さんの戦争体験の話から、現在益川さんがなさっている、9条を守る活動の話まで。
益川さんはひとえに「戦争が嫌い。殺すのも殺されるのも嫌」という強い思いがあるから、9条に関する活動をしてるらしい。
そんで益川さんは、「自分は理論屋だから、(改憲に賛成の人との)論争には負けない」と言っておられた。益川さん強えぇ(((;゜Д゜)))


尾池さんも自分の戦争体験について語っておられました。
当時、尾池さんのご家族が、軍人養成に関わる仕事をしていたらしく、尾池さんも幼心に「自分も将来軍人さんになりたい」と思っていたらしい。
でも、大きくなって判断力がつくと同時に、空襲やらいろんなことを実際に体験したことによって、「これは違うんじゃないか」と思い始めたとのこと。
尾池さんは、反戦活動に限らず何でも、「遠慮なく声を上げることが大事だ」と言っておられました。
「直感的に思うことをやってみるのも大事」だとも。


さらに話題は環境問題へ。
尾池さん曰く、地球は人間と関係ないところでは、環境の心配は全くする必要がないとのこと。
じゃあなぜ環境問題が問題なのかといえば、それは人間の生存と関わってくるから問題なのであって、地球自体の存亡が問題なのではないと。
そうだよなぁ、確かに人間は滅びるかもしれんけど、地球本体が爆発したり、生命体が全滅するわけではないもんな。
温暖化もなぜ問題かといえば、温度がじわじわではなく急激に上がっているからで、
その「急激さ」がなぜいけないかといえば、結局は「人間が避難したり移住したりするのが間に合わないから」という理由になるんだという。
益川さんはそこで「温暖化したら、例えばロシアあたりは逆に住みやすくなるわけだが、そういう点も含め全体的な考察をする必要があるのではないか」というようなことを述べておられた。


そういや尾池さんは面白いこと言ってたなぁ。
石油が尽きるのが問題なのであれば、今生きてる人間が死んで将来的に石油になれば解決とかwww
でも人間は雑食だから、純な石油は出来ないかもねとかおっしゃってた(^ω^;)


あと主催が大学の職員組合(労組)だったので、職員組合についての話とかもしてました。
思えば法人化の話とかも組合関連の話題になるのかな?


これでメインの対談レポは終了。
あと質問コーナーの話が残ってるんですが、これはまた明日以降。