INSTINCT MACHINEGUN

ポケモン好きのサンガサポ。夫はセレッソサポのパンダ氏。ゆるすぎる観戦記やら旅行記やら。

ノーベル賞の益川さんを拝んできた・最終章

今日で完結!
今回は対談終了後の、客席からの質問コーナーについて。
しかしこの質問コーナー、学生は要領よく質問してたのに、大人の方は空気読んでなくて進行グダグダにしてて呆れてしまった…。
他にも質問したい人がたくさんいるってわかってるのに、長々と自分語りをして時間を使い、結局何が聞きたいのかわかりにくい質問をしたり、
これで質問終了しますって言ってるのに勝手に無理矢理質問したり…。
学生がしっかりしていただけに、びっくりしてしまった。


Q:大学生のうちにやっておいた方がよかったこと
◆尾池さん
学生の頃やろうと思っていたけど積み残したことは、結局できなかった。社会人になると時間がなくなるから。
もっと本を読んでおけばよかった。そして、物事を吸収しやすい若いうちに、いろんな学問に触れておけばよかった。
のめり込めるものを見つけるまで、たくさん本を読むべき。
◆益川さん
(尾池さんの話を受け)戦後、本(新刊書)がなかったので、古本屋を巡り、先人の研究に触れた。
先人を原動力にし勉強した。勉強の原点は憧れ。そこから研究者になるのは、ロマンを見つけるから。ドンキホーテと一緒。
先人の真似事をしているうちに、研究の本当の楽しさがわかってくる。
(ここで尾池さんが「自分の専門分野(地震学)には先行研究がなかった」と述べる。)
ちなみに益川さんは、京都ではアバンティで本買ってるらしい(笑)


Q:戦争体験のない子どもを戦争嫌いにさせるには?
◆尾池さん
まだ戦争が起きている地域はあるのだから、そこで実際に被害を受けている人の話を聞く。
◆益川さん
体験しても、その体験の持つ意味を頭で理解できないと意味がない。
戦争の実態を知っていけば、自然と嫌いになると思う


Q:(尾池さんに)総長としてやり残したことはあるか?
◆尾池さん
総長カレーをあと2種類くらい作りたかった(笑)


Q:これから一番やりたいこと・夢
◆益川さん
琵琶湖の北にある別荘でクラシックを1週間聴き続けたい
◆尾池さん
じゃあ自分は、ワインやおいしいごちそうを頂きながら、血糖値の上がらない生活をしたいですね(笑)


Q:(益川さんに)京産大での授業について
京産大は「理工学部」ではなく「理学部」なのが気に入っている。
教える内容は京大時代と変えてない。が、スピードは落としてる。


これにて対談は完全終了。
すごく有意義な話がたくさん聞けてよかったです。
益川さんだけでなく、尾池さんも大好きになった!(・ω・*)