菊地については以前も何度か書いているし、いろんな要因もあって、あえてもう一度詳しくは書かない。
ただ、彼の才能とか、社会一般への道義とか、サンガに及ぼす利害とか、そういう一切の客観的判断を捨てて
今日だけは、これだけは、個人的感情で書くのを許してほしい。
煮え切らない書き方になることも。
たしかにサンガは、菊地が高校生の頃にも、熱心に声をかけていたようだ。
サカマガか何かで、サンガとの交渉の席で、菊地の大好物であるナス料理ばっかり出てきた、という逸話を読んで、「サンガやりすぎだろ〜」と大笑いしたのを覚えている。
でも個人的には、彼にはサンガに来てほしくない。
（再度になるけど、個人的感情で書くのを許してほしい）
もうこれ以上、菊地という選手を好きにも嫌いにもなりたくないから。
ルーキーの頃からずっと応援してきた菊地を。
もう彼については、無感情でいたい。
応援はしたいけど、好きにはなりたくない。裏切られた気持ちだけど、嫌いにはなりたくない。
そういう自分の中の葛藤を全て捨てた状態でいたい。
一言で言うならば、忘れたい。
でも、サンガに来るとなると、無感情ではいられなくなってしまう。
まぁ、そういう個人的感情を捨てて冷静に考えたら、確かに実力はあるし、補強としてはいいかもしれないけどね。
彼がサッカーすること自体に反対というわけでもないので。
でも、できたらよそのチームでプレーして欲しいというのが本音。
そうしたら、遠くから見ているだけで済むから。
あぁ、わかった。自分はまた裏切られるのが怖いんだ。
