川崎フロンターレ 我那覇選手 ドーピング問題 仲裁手続に関する募金のご案内
もうこの問題は、単なる「ドーピングだったのか、そうじゃないのか」という問題を超えてしまっていると思う。
乱暴な言い方をすれば、ここまでくると、ドーピングの有無は大きな問題じゃない。
問題なのは、Ｊリーグ側の対応だ。
Ｊリーグ側がもっときちんとドーピングを定義し、もっと明確にドクター側に説明していたなら、ここまでこの件は長引かなかったはずだ。
煮え切らない、曖昧なままで物事を進めていき、それがこじれたら、「こちらには全く責任、ありませんから。」と言うかのように、全てをつっぱねる。
日本スポーツ仲裁機構（ＪＳＡＡ）に仲裁の申し立てをした時に、Ｊリーグ側が応じていたなら、文部省が出てくることも、ＣＡＳに申し立てをする必要もなかったはずだ。
これだけもめてて、「解決済み」の一言ですますとは、おかしいんじゃないか。
私は、この裁判によって、Ｊリーグ・ドクター・川崎・そして我那覇の間のこじれた全てのものが、一本の明確な糸となって解決することを望んでいる。
さらに、相互がすれ違っているこの状況が改善することを。
Ｊリーグの体制・組織等の不適切な部分が洗い出され、改善されることを。
Ｊリーグはまだまだ創設されて日が浅い。
一度、様々な面を見直しする時期が来ているのかもしれない。
だからこの募金によって、この問題が少しでも解決に近づく手助けをしたいと思う。
これがきっかけに、Ｊリーグがよりよいものになることを祈って。
もし賛同し、お金に余裕がある方がいらっしゃったら、ぜひ募金にご協力お願いします。
