INSTINCT MACHINEGUN

ポケモン好きのサンガサポ。夫はセレッソサポのパンダ氏。ゆるすぎる観戦記やら旅行記やら。

またまた再開

今更感漂いまくりの劇団四季ジーザス・クライスト・スーパースター彦根公演レポその5。
ちょwwwまだやんの自分www


ユダが振り返るとそこにジーザスさん。
使徒たちが「苦しみも辛さも皆〜葡萄酒で忘れて〜」ってのをワンフレーズ歌ってる間中、ずっとお互いをじっと見つめてるジーザスとユダ。
この辺から姫苺は涙が止まらなくなってきた。ホントこの場面には弱い。
そして最後の晩餐が始まる。
「思い出せだと…」のとこでやっぱりジーザスの感情表現、というか淡々としててこの前後での感情があまり変わってなかったことに違和感を感じたりもしたんですが、
否認と裏切り予告の後、ユダの「それが誰か知ってるくせに!」から始まるユダとジーザスの言い合いにはガーッと引き込まれた。
後のピラトとのシーンでも思ったけど、金田ジーザス、口論のシーンはうまいな(笑)


そしてユダが「すべてあなたの望みなのだぁー!!」かなんか叫んで、ジーザスにすがりつくシーン。
だめだ、ここは去年から例外なく最号泣してしまう…。
金田ジーザスは、柳瀬ジーザス(去年のジーザス)みたいにユダを抱き締めはしなかったものの(笑)「行きなさい、さぁ、さぁ…」と言って走り去り、お互いに背を向けて泣いてるシーン見てて、もう涙止まらねー!!ってなりました。
バックの使徒のコーラスがええんよね…。


そしてユダの逆ギレの(と自分は勝手に呼んでる)シーン。
ユダって結構身勝手だよな…。つーかこれ八つ当たりだよな…(^ω^;)
でも「こんなにならずにすんだのに…ぬああぁぁあぁぁ(略」ってユダが泣いて走り去るシーンでまた自分も泣く。
最後の晩餐だけでどんだけ泣いてんだよ自分(笑)
この時走り去るユダを追いかける使徒が数名いたことに初めて気づいた。
よかったなぁユダ、心配してくれる仲間がいたんだね(:ω;`)


そしてゲッセマネジーザスさんの独唱。
今まで散々金田ジーザスにダメ出ししてた自分ですが(笑)これはよかった!
この独唱を聴いて初めて「金田ジーザスも将来期待できるかもなぁ…」と思った。
思うに、周りに他の人がいるシーンだと、ジーザスと他の役者の呼吸が合ってないのが丸分かりというか、なんかジーザスさんが浮いて見えるんだけど
(訛りでスムーズに台詞言えないのとか、周りを見る余裕のなさとか、そういうのが原因と思うけど)
独唱だと完全にジーザスさんだけの世界だし、ジーザスさんのペースで進むから、違和感が消える。
とにかく…訛りさえなんとかなれば…。


さらに圧巻だったのは、最後の「見てくれ…死にざま――――――…」の部分。
この「まー」を本当に、驚愕するくらい長く伸ばしておられた!((((;゜Д゜)))
柳瀬ジーザスも伸ばしてたかもしれんけど、金田ジーザスの伸ばしはすごかった、超パワフルだった…(・ω・;)
金田ジーザスの良さをここで感じた…。


歌い終わって会場全体から拍手が湧き起こりかけるも、即座に登場したユダが「奴は…あそこにいます…」って言い始めたので、慌ててひっこむ拍手(笑)
そして裏切りのキス。
あーあーユダ、そんなにジーザスさんを抱き締めて固まるなよ、また涙止まらないじゃん(:ω;`)
ジーザスさん「ユダ…見捨てるのか…」

うわあああああああ(((:ω;`)))


そこから豹変する群衆たちと、それを呆然と眺めるユダ。
この群衆たちが手のひらを返す様は、いつ見ても辛いな。
カヤパ様がジーザスをその人だと確認し、「ユダご苦労だった」って言う場面。
この時のユダの表情が本当に呆然としていて、まるで脱け殻になってしまったみたいで、もう見ていてまた涙が…。
この表情は本当にすごかった、金森さんの素晴らしい名演だと言うしかない。


続くペテロの否認。ペテロは経験者なだけあって安定してるなぁ。
ジーザスもユダも死へと向かっていく。
続きはまた後日。