久々の読書。久々の普通の小説。
- 作者: ウィリアム・ゴールディング,William Golding,平井正穂
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1975/03/30
- メディア: 文庫
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こんなの初めてだ、本を読んだ感想が書けないなんて。
なんというか、言葉にできない、というか、するのが怖い。
しかも無理やり書いたらネタバレになりそうだし。
こんなに入り込んで読んだ小説は珍しい。
最後の50ページくらいは本当に自分がラーフ(主人公)かのような気持ちになってて、電車の中で読んでたんだけど、危うく乗り過ごしそうになった。
(ちなみに駅についたのは最後の1ページの時だった…)
でも自分がラーフの気持ちをなぞってたって事実が怖い
いわゆる漂流モノだけど、これを読んでしまったら、もう「十五少年漂流記」みたいなのは読めなくなってしまいそうだ
この話の後はどうなるんだろう、みんな普通に生活していけるのかな
もう2回目は読めない気がする
でも何かに引かれてまた読んでしまうかもしれない