INSTINCT MACHINEGUN

ポケモン好きのサンガサポ。夫はセレッソサポのパンダ氏。ゆるすぎる観戦記やら旅行記やら。

鹿島の旗事件はフジテレビにとってはギャグだったようです

今朝の「とくダネ!」で、鹿島の人が大旗で柏のアレックスをボコった事件を報道してました。
しかし、この報道の仕方がひどい。完全に「おバカなニュース」として扱われてました。


まず、アレックスに大旗が当たった瞬間を、「ゲシッ」という効果音入りで何度もリプレイ。まぁこれは「当たった瞬間」を視聴者にはっきりと見せるための演出だと思いますし、いいでしょう。
次に、逆サイドでの柏CK時に、大旗を持った人がわざわざゴール裏の真ん中から、コーナーポスト際まで走ってきて、柏の栗澤に旗を当てたシーン。
栗澤にも旗が当たっていたことをここで初めて知ったのですが、このシーンの報道の仕方は本当に許せないほどひどかった。


大旗を持ってゴル裏を走る鹿島の人。その映像と共に、「走る〜走る〜俺〜達〜♪」という歌声が…
なんと、大旗を持って走る鹿島サポを映した場面で、BGMとして爆風スランプの「RUNNER」が使われたのです。
まるで、大旗持って走る人を鼓舞し、盛り上げるかのように。
完全にこの大旗事件を「笑えるニュース」としか思っていない演出方法。


おそらく、この馬鹿げた演出方法によって、この絶対に許されない場面は、視聴者によって「ギャグ」と認識され、笑われたことでしょう。
笑い事じゃないのに。
どうしてこんな、茶化したような報道の仕方をするんだ。この事件を何だと思ってるんだ。
Jリーグのサポーターなら、これが「痛そう」で済まされる問題ではないと誰もがわかっているはず。
「笑い」という要素を含めることで、この事件が少しでも肯定的に扱われたのがサポーターとして悔しいし、憤りを感じる。


まぁ、あの暴挙がはっきりと映ってるシーンを全国に放送したという部分は評価できますが…