INSTINCT MACHINEGUN

ポケモン好きのサンガサポ。夫はセレッソサポのパンダ氏。ゆるすぎる観戦記やら旅行記やら。

(:ω;`)


読売新聞の芦屋読書サロン(ゲスト:町田康)の入場証きたああぁぁぁぁ!!
うわー嬉し泣きしそう、人生初の生町田康、略してナマチダ(:ω;`)


果たしてこのブログ読んでくださってる方は町田さんを知っているのか(・ω・;)
町田さんってけっこう(経験上)知名度低いのだけど、一応これでも芥川賞作家なのです。
そして谷崎潤一郎賞も受賞してるのです。
ついでに布袋寅泰に殴られたのです。


町田さんは姫苺が日本で一番尊敬する文章の書き手です。
日本では町田康・イギリスではLaurence Sterneという感じ。
あ、ちなみに卒論書くトールキンは「作家」としては大好きだし一番だけど、「文章の書き手」としては普通かな。


写真に一緒に写ってるのは、町田さんの作品で一番好きな「パンク侍、斬られて候」。
これ一番最後のオチは正直好きじゃないけど、最後のオチのひとつ手前がなんかもう、すげぇ。
ユーモア小説だと思って読んでて、気がつけば完全なブラックユーモアになっていた感じ。


あと町田さんは一時期読売新聞でやってた書評が秀逸すぎた。
なんかね、普通に書評してると思ったら、最後にポロッと一言、「えぇ!?」と思うようなこと書いて終わる。
この「えぇ!?」を言葉で説明するのはすごく難しい…。
でもその一言で全部持ってかれる感じ。…うーん。言葉にならん。
姫苺はそれを勝手に「町田オチ」と呼んでた。


実はこのブログも、町田さんの書評みたいな存在を目指してるんだけど、やっぱり難しい(・ω・;)
この「町田オチ」の一言ですべてさらっていく感覚。
95%くらいはどうでもいいこと書いて、たまーにポロッと読み手を瞠目させるようなこと書きたいのだが…夢のまた夢だなぁ。
あ、町田さんはどうでもいい文章は書いてませんからね、これ姫苺の話ね(笑)


芦屋でもその一言が聞けますように