INSTINCT MACHINEGUN

ポケモン好きのサンガサポ。夫はセレッソサポのパンダ氏。ゆるすぎる観戦記やら旅行記やら。

美尾さんの話


美尾敦選手 ヴァンフォーレ甲府へ完全移籍のお知らせ

「京都に在籍した6年間、ファン・サポーターの皆さんにはどのような時にも温かいご声援を頂き、本当に感謝しています。色々な経験をさせて頂きましたし、選手としても成長できた6年間だったと思います。この経験を糧に、これからも一人のプロサッカー選手として、甲府でも頑張っていきたいと思います。本当に応援ありがとうございました。これからも宜しくお願いします。」

美尾敦選手、京都サンガF.C.より完全移籍加入

「7シーズン振りに甲府でプレーさせていただくことになりました。熱く応援をしてくださる甲府サポーターの前で、魅力ある甲府のサッカーができることを光栄に思います。1年でチームをJ1に復帰させるために全力を尽くして頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします。」

美尾さん、こんなにしっかりした文章書ける人だったんだ…。
てか来年甲府はJ2だった。忘れてた(ぇ)
J2ならNHK-BS中継もないし、情報ほとんど入ってこなさそう…。
新さんみたいに甲府でブログやってくれたらいいのに。


未だに実感はわかない。
でも、ふと「あぁ、来年サンガタウンに行っても美尾さんいないのか」とか
「もうあの美尾ゲーフラ使えないのか」とか
「今年は誕生日プレゼントを探し求めてうろつかなくていいのか」とか
いろいろ考えると涙が出てくる。


美尾さんは、いや、美尾ちゃんって久しぶりに呼ぼう。
美尾ちゃんは、今年ほとんど試合に出てなかったし、ベンチにすら入ってなかった。
だから、表面的には来年も何も変わらないかもしれない。
「美尾ちゃん抜き」でリーグ戦戦い抜いて、「美尾ちゃん抜き」の試合を必死に応援してたのは、今年だって同じだから。


でも、小さな、小さすぎて見落としそうなほどのいろんな変化があるに違いない。
そして、それを実感する日が来るに違いない。
実感のわかない今でも、ふっと思う。


来年、誰を応援すればいいんだろう。
西京極で誰を待ってればいいんだろう。


そう思った瞬間、恐ろしい喪失感が広がる。
表面的には何も変わらないであろう西京極での試合。
その中に、来年のサンガに、どこか空虚なものを思い浮かべてしまう。


今年一年何を追い求めてきたんだろうか。
昇格? それはもちろん全力で。 勝利? それもある。
でも今年一番期待してたのは、美尾ちゃんがもう一度ベンチ入りした姿を見ることだった気がする。


この日記に載せるために去年の頭の(美尾ちゃんが輝いてた時期の)ポスターを写真に撮っていたら
自分はなんて美尾ちゃんに囲まれて生活してたんだろうと思った。
雑誌の付録だったり、大学でもらったりした何枚ものポスター。
ゲーフラ持って一緒に撮ってもらった写真。
友達が年賀状に書いてくれた美尾さんの似顔絵(激ウマ。)
こんなに部屋が美尾ちゃんにあふれかえってたなんて、今日まで気づかなかった。
ポスター貼るほどの男前でもないのに(おい)
ホント、「いつの間に!」って感じだよ。
「自分こんなに美尾ちゃん好きだったのか!」と。


やべぇ、気狂いそうだ。


最後に、この「はてなダイアリー」にはキーワード機能があって
薄い白の下線が引いてある(携帯だと色が青く変わってる)キーワードをクリックすると説明が見れるんだけど(Wikipediaの簡易版みたいなもん)
美尾ちゃんへの最後の餞に、「美尾敦」というキーワードを書き換えといた。
まだ「京都サンガ所属」のままになってたから。


自分の手で、「ヴァンフォーレ甲府」と書き直した。