ザスパ草津戦に行ってまいりました。西京極に通い始めて３年間で初めて大日本スクリーンのスポンサーデーに行けました。過去２年は用事とかでいけなくてとても残念だったから、本当に嬉しかった。
総合案内所前にずらっと並んだ選手の等身大人間コピーを見てちょっと感動。思わず記念撮影しました。
でも、みんな真面目に写ってるぞ…？ と思ってちょっとがっかりしていたら、入り口でもらったボードではみんなかなりふざけた様子で写ってて笑いました。よかった、期待以上だ！ ハッシーは本当に期待を裏切らないな。個人的にツボだったのは「なんか無理やり応援グッズを持たされたけど、どうしていいのかわからず突っ立っているサポ」のようなオーラ出しまくりの中山博貴。あれはいい。
写真をＵＰしようかと思ったけど、ボードが光りすぎてうまく写りませんでした。すんまそん。
今日は風もそこそこあったので、前回行った湘南戦に比べたら暑くなかった。湘南戦はやばかった、即カキ氷買いに行ったもんなぁ。
ついでに電光掲示板が故障で使えなかった模様。暑さにやられたのかなぁ？
ユニにサイン入ってから初めて行った西京極でしたが、やっぱり今回も美尾さんはベンチ入りしてなかった。
この状況にもはや慣れてしまった自分が悲しい。後ろの席のお兄さんの戦力外予想の話聞いててさらに悲しくなった。こういう時、もしやファン・サポーターってものすごく非力なんじゃないかと思ったりする。でも西京極で美尾さんを待とう。東京Ｖ戦の時に感じた小さな喜びをまた味わいたい。
そうこうしているうちに、草津サポが一足早く応援を始めた。ここで今節一番印象に残ったことが起きた。
草津サポはアウェイ側ゴール裏の上段に固まってい応援していた。そのころには日が傾いていたんだけれども、その日の傾きの加減がその瞬間奇跡的にいい具合になって、ちょうどうまい具合に、応援している草津サポの辺りだけを照らしていた。残りの部分は日がかげってもう影になっている。でも、草津サポだけは金色に輝いていた。いや、あれは金色というより黄色だ。草津のチームカラーの黄色。黄色い光の中で、草津サポが飛び跳ね、歌い、旗がきらめいている。遠い群馬県からはるばるやってきた、そう人数も多くない草津サポは、言葉通り輝いていた。
敵ながらその光景に見入ってしまった。やがて日はさらに傾き、草津サポも日陰に取り込まれる。そうするうちにサンガの応援も始まった。そこからは草津側に注目する暇もなく、サンガの応援に集中した。
いやぁ、本当にあの光景はよかったなぁ。でも、サンガの試合内容は悪かった。前半の10分くらいに、一瞬でもう３回くらい「入れられた！」と思ったシーンがあって、今日はちょっとやばいんじゃないかと思ったら本当にやばかった。前半
に「相手が完全にひいちゃって、攻めあぐねて最終ラインでボール回しまくる」という光景のなんと多かったことか。前半のサッカーは素人目に見てもつまらなかったよ。
ちなみにハーフタイムにジュース買いに行ったら、人多すぎでキックオフまでに戻って来れなかった（´д｀）枝豆発見して欲しくなったけど（でもテロテロじゃなかったけど）枝豆どころじゃなかったよ。
抽選も当たらなかったし。20人に当たるやつで下三ケタを二種類発表するってことは、1万人入場することを前提にしているよね？ でも実際は6000人くらいだったわけだし、賞品あまってんじゃないの？
後半は少し盛り返して、ちょっとずつ攻められるようになってきた。特にアンドレが入ってからは、アンドレがかなり頑張ってた。復帰ゴールも奪ったしね。いつものようにゴール裏まで走ってきたアンドレ。お前は本当にいい奴だ。
その瞬間は勝つと思ったのに、結局追いつかれて引き分け。審判も結構文句言われてたけど、原因はそれだけじゃないはず。また札幌と差開いたなぁ。次節怖いなぁ。
しかし終了のホイッスルが鳴った瞬間はがっかりした。何にがっかりしたかって、どこかで「サンガはきっと勝つ」と漠然と思っていた自分にがっかりした。去年負けまくったこともあって、連勝とかしても「これ夢でしょ？」と口では言っていた自分も、いつのまにかどこかで「勝ち」に慣れていたんだと気づいた。だから、前半もどこかで点が入ると思っていたし、アンドレのゴールが決まったら、このまま勝つだろうと漠然と思ってた。逆転されても、点は絶対入るだろうと思ってた。心のどこかで、今日も「オレオレオサンガ」をできるだろうという気になってた。というか、今年の初めの方は嬉しくて半泣きになりながらやっていた「オレオレオサンガ」にすっかり慣れている自分を発見した。自分はこんなに緩んでいたのか。前節の敗戦を知っていても緩んでいたのか。そう思って心底がっかりした。ついでに次節の札幌戦に行けない自分に死ぬほどがっかりした。
「慣れ」は本当に怖い。今日それを学んだ。それを学んでもどこかで「でもまだ２位だし」と思っている自分がいる。本当に怖い。
