INSTINCT MACHINEGUN

ポケモン好きのサンガサポ。夫はセレッソサポのパンダ氏。ゆるすぎる観戦記やら旅行記やら。

←アニメ放送開始記念にタグ作ってみた

ということで「GIANT KILLING」第一話放送おめでとうございますですお(^ω^)
また後日タグの付け替えしなければー。


タッツミーやETUの選手たちがしゃべったり動いたりするだけでもう感動!!(:ω;`)
OPとEDもかっこよかったし!
声はイメージ通りだったり、イメージと違ったり、いろいろだけど(笑)
観客席と選手の動きにCGも使ってたみたい。最近のアニメはハイテクだなー。


でもひとつ気になったのは、原作冒頭のイングランドでの様子、そしてFAカップの詳細がバッサリ簡略化されてたこと。
確かに、イングランドなんかすっ飛ばして、さっさとETU(日本のチーム)出した方がわかりやすいのかもしれない。
英語の部分は英語(プラス字幕)で表現していたし、あまりに初めから英語のシーンが続くと、視聴者も面食らうだろう。
でも、あのイングランドでの一通りの物語がないと、後藤さんや有里ちゃんが、達海のどこに魅力を感じたのか、そして何故あれほどまでに達海を信じていられるのか、が視聴者に伝わらない。


そもそも「FAカップ」なんて一言で言われても、それなりにサッカーに詳しい人以外には、どんな大会なのかわからない。
正直私も、国内サッカーにしか興味がないので、ジャイキリを読むまでは、そんな大会があるなんて知らなかった。
そういう状況の中、会話だけで「FAカップで5部のチームが勝ち上がって…」と説明されても、その「すごさ」がわかる人はどれくらいいるのかわからない。
いくら口だけで「ポーツマスと善戦したんですよ!!」なんて強調しても、アニメの中と同じように、「でも負けたんだろう」と言われるのがオチだ。
このせいで、達海の味方になるべき視聴者と、後藤さん&有里ちゃんの間に温度差が生まれてしまう。


また、イングランドでの様子が省略されたことで、「FCイーストハム」と、それを取り巻く街の人たち、つまりサポーターの様子が省略されてしまった。
原作では、イーストハムの盛り上がりは一種の「サポーターの理想形」として描かれていたわけで、
先に街中から愛されるイーストハムの姿を見せることで、現在のETUサポーターがいかに殺伐としているか、という面を強調していた。
しかし、その落差が消えてしまったし、何より私はそのせいで、サッカーにあまり詳しくない視聴者から
「サッカー好きはヤンキーみたいな奴ばっかり」
と誤解されるんじゃないかと懸念している。
「いや、お前のチームも数日前に長居で揉め事起こしてただろ!」と言われればそれまでだけど…。


話数が初めから決まってるから、枠に収めるのが大変なのかもしれないけど、
今後も大事なとこをバシバシ略しまくるスタイルだったら嫌だな…とちょっぴり心配(・ω・`)