INSTINCT MACHINEGUN

ポケモン好きのサンガサポ。夫はセレッソサポのパンダ氏。ゆるすぎる観戦記やら旅行記やら。

2009年J1第30節 京都×大分

昨日の続きです。
舞台はお待ちかねの西京極へ!!
ついさっきまで真っ青な環境にいたので、西京極駅で降りた瞬間、「ホームだ・・・!!」と強烈に思う。
ハーフタイム前にスタジアムに着いたのですが、暗くなったせいか、エアドームやキックターゲットといったにぎやかなものはほぼ撤収されてて、なんだかすごく寂しい光景に感じました…。
万博が超にぎやかだっただけに…。もう夜だったしね。
外で「後半キックオフチケット」の販売開始を待ってる間も、歓声だけは聞こえてきて、入場できるまでの間かなりドキドキしました。
しかし何度も書くけど、本当に人多かったね!
みんなの残留したい気持ちをなめてた…入場できてよかった…。
ここで某先輩が合流してくる。
先輩、ガンバサポなのに万博には来ずに西京極だけ来るとかwww意味不明すぎワロタwww


後半から試合を見るというのは、少し変な気持ちだった。
そして、大分のユニホームが灰色だということに、さらに変な気持ちになった(笑)
なんでそこで灰色選んじゃったんだよ! 紫と全然区別できないよ!!(・ω・;)(;・ω・)
ホーム用の青持ってきたほうがまだよかったんじゃないかなぁ…。
姫苺はサンガの選手見慣れてるから、どれがサンガの選手かわかった(=大分と京都の区別ができた)けど、一緒に見に行った仲間たちはさぞかし見分けるのに苦労しただろう…。


そしてここで、大分に、個人的に因縁のある菊地直哉がいたことに気づく。
またサッカーをしている菊地の姿を見たら、いろいろ思うところがあったり、複雑な気持ちになるかと思っていたけど、
実際に姿を目にしても、自分でも驚くくらいに何も思わなかった。
試合中もとりたてて注目はしなかったし。
残留争いの熱気の方がよっぽど重要に思えて、彼の存在という小さなことにまで構っていられないような気分だったのかもしれない。
菊地、これがあの頃期待していたお前の未来なのか。


あ、さらに大分には、去年サンガでもすごく頑張ってくれたフェルナンジーニョがいましたね!!
フェル元気そうでよかった(:ω;`)
フェルは大分に行ってもちっこいおっさんだったよ!!
ゴール前をかき乱してくれちゃってましたね。本気で点取られるかと思ったもの…(((゜д゜;)))


後半の試合は完全に大分ペースで、またもヒヤヒヤする。
こっちは10人だし、相手は気持ちもすごく入ってるし、当然だよなぁ。
とにかく我慢の時間帯が続く。
時間が経つにつれ、カウンターも見られるようになったけど、向こうも守備に粘っていたし。
繰り返すけど、本当に我慢大会のような試合だった。
この状況で守りきったことを良しとすべきか…。


ホームB席に座っていたので、試合中、大分の応援がずっとはっきりと聞こえていました。
大分のコールリーダーさんがメガホンで「まだ諦めるな」「最後まで頑張ろう」と声かけしていたのも逐一聞こえてきて、そのたびに胸がズキッとなった。


どちらも「勝ちたい」という気持ちを譲ることなく、1-1のまま試合終了のホイッスル。
大分、降格決定だ…。
しーん、とした空気がアウェイゴール裏を包み込む。
あぁ、この空気は痛いほど知っている。

見づらいけど、試合中、大分が攻めていた方(うちが守ってた方)のゴールを囲むたくさんの報道陣。
もちろん、大分を撮る気満々で来ている。
こんなに相手チーム目当てに報道陣が来るのはいつ以来だろう。ラモス解任騒動以来かなぁ。
しかし報道陣というのは、正直なものだなぁ。
昼に行った「ガンバ×マリノス」でも、報道陣はガンバが攻めている方に固まっていた。
もうマリノス完全スルーで涙目ですよ。どんだけガンバのゴール撮りたいのかと。


そして、降格決定のこの瞬間、「あなたたちの降格を待ってました!!」とばかりに飛び出し、ゴール裏に挨拶にきた大分の選手を囲みまくる報道陣。
いや、これが彼らの仕事だっていうのは充分わかってるんだけど、それでも複雑な気持ちになってしまうのは何故だろう。
サポーターの「トリニータ」コール。それに対して、何度も頭を下げていたGK西川。
これが降格というものだ。
その様子を、ガンバサポの先輩がものすごく興味深げに見ていたのが印象的だった。
これこそが、あなたたちのしている優勝争いとは正反対にある世界なんですよ。
そういう自分も、この日は優勝争いと、残留争いと、降格を一日で目にしたわけか。
優勝するチームがあれば、降格するチームもある。それがJリーグという厳しい世界なんだなぁ。


写真にうつっている「勝利あるのみ」というダンマクは、試合後「こんなチームに誰がした?」といった趣旨のダンマクに変えられていました。
降格した大分の気持ちはわかるつもりだったけど、思えば大分はこの1年、九石の芝問題、スポンサー騒動、菊地の補強論争と、06年のサンガとは比べ物にならないような数々の問題や辛さを抱えてきたんだなぁ。
きっと、私たちには想像できないような辛いシーズンだったと思う。
でも、大分のサポーターさん達は、どうかここで諦めないでほしい。
いつかまた絶対に、陽は昇るはずだから。


サンガはこれで、リーグ戦5試合勝ちナシ。
マジで100勝を言い始めてから勝てないなぁ。何かの呪いがかかってるんじゃないだろうか。
しかし次節は、万博での京阪ダービー
06年、降格の涙を流した万博で、今度は残留を決めて嬉し涙を流したいですね。


その前に、甲府との天皇杯3回戦もありますし!
美尾さんまたメンバー落ちしてるから心配だ…どうなるんだろう、西京極に来てくれるかな…(・ω・`)
でも、J2ではベンチメンバー5人だけど、天皇杯では7人になるからね。
その2人増えた枠に美尾さんが入ってくれないかと祈る日々だ…!