INSTINCT MACHINEGUN

ポケモン好きのサンガサポ。夫はセレッソサポのパンダ氏。ゆるすぎる観戦記やら旅行記やら。

第89回天皇杯2回戦 京都サンガF.C.×ヴェルフェたかはら那須

ということで試合レポ。
先に言っておこう、3回戦進出キタ━━━(゚∀゚)━━━!!

今日のゴール裏はこんな感じ。
選手入場の時にビッグフラッグ広げててちょっと新鮮でした。

すがすがしいほどに空いているバックスタンド。
ひとりで1ブロック貸切も夢じゃない!!

こちらはアウェイゴール裏。
ヴェルフェの声出しサポさんは4人くらいいました。
数は少ないけれど、皆さんとても一生懸命で輝いておられた。


とにかくメインスタンドはいろいろ新鮮でした。
第4の審判用のブースがあるとか初めて知ったし(笑)
あととにかくアップする選手たちが近くてびっくり。
なぜか森岡コーチばかり見てしまうという事態が発生したのであった。


そんなこんなでキックオフ。
失礼ながら、昨日の日本代表の香港戦みたいな展開になるかなぁと思っていたりしたのですが、全くそんなことはなかった。
相手が引いているのも影響しているのかはわからないけど、とにかく攻めの形がうまく作れない。
ボールは圧倒的にサンガが持っているんだけど、これといったチャンスが作れないというか、攻め手がないというか…。
まぁそんな中でも前半で2点取れたというのは、やはり力の差があったのかなぁと思うけど、Jではこんなにうまく行きはしないだろう。
前半に相手の決定的なシーンも2〜3回あって、けっこうヒヤリとした。
やっぱりサポさんと一緒で、ヴェルフェの選手たちも一生懸命だったしね。


後半に入ったら相手も疲れてきて、この状況も少しは改善するかと思ったら、全くそんなことはなかった。
むしろ後半、どんどんサンガの調子が悪くなっていく。
これじゃマジで次の甲府(仮)との対戦やばいよ…甲府は勢いもあるし…とかなり不安になった。
もう今日の見どころは、相手が小林選手を下げたのと全く同時に、こっちも林を下げたという夢の「林・小林」コラボレーションくらいかと思ったら、


そんなことはなかった。
まだ、サンガには宮吉がいた。


後半途中、宮吉が交代で入ってくる。
待ちわびてたサポーターは大盛り上がり。姫苺も盛り上がった。
そして、右サイドを走っていた宮吉は早速、自分の前方(ゴール向かって右のエリア)にボールを要求するジェスチャーをする。
しかし、これに他の選手が誰も気づかない…。
結局そのとき、パスが宮吉に回ることはなかった。せっかくスペース空いてたのに…。


が、宮吉はここで諦めるような選手ではなかった。
しばらくして、また右サイドを駆け上がる宮吉。前方にはスペースがある。
さっき気づいてもらえなかった時と、ほとんど同じ状態・位置だった。
ここで、さっきは失敗に終わったにも関わらず、同じように、果敢にボールを要求するジェスチャーをする宮吉。
すると、今度は安藤がそれに気づいた!!*1
ふわっとドンピシャのパスを出す安ちゃん。宮吉にボールが渡る。
そしてそのまま自分で持ち込んで・・・ゴール!!
ピッチに立ってからわずか5分。
宮吉、弱冠17歳にしてプロ初ゴールだ!!


その瞬間、なんかもう涙がぶわっと出てきた。
とりわけ宮吉のファンっていうわけでもないし、これで3−0になったわけだから、逆転したとかそういうことでもないんだけど、
なんていうか、一度失敗しても諦めなかった宮吉の姿に、そしてその果敢な挑戦が結果に結びついたことに感動した。
そして、そんな彼に、ちゃんと安藤が気づいてあげたってことも嬉しかった。
去年はトノのゴールに涙したけど、今回は宮吉のゴールに涙するなんて!(:ω;`)
引き寄せられるようにメインスタンドに来たのは、宮吉のあの動きを見るためだったのかもしれない。


宮吉のゴールがきっかけになったのか、彼が入って以降は、またチームの調子が上向きになっていた。
その後はディエゴが4点目を決め、ボール支配率もまた上がっていき、4−0で試合終了。
後半の最初の方はどうなることかと思ったけど、宮吉様様というべきか。


試合後、ゴール裏のみんなが、「バモ京都」(だったはず)の替え歌(天皇杯仕様)を歌ってたのが本当に楽しそうだった。
3回戦がどうこうみんなでどこどこに行こうみたいな歌詞だった気がするけど、あまりちゃんと聴こえなかったのでうろ覚え…。
姫苺も元旦の予定は空けてますよ!
みんなで国立であけおめしようぜ(・ω・´)

*1:注:リアルタイムでは、なぜかこれをシジクレイだと思っていたけど、調べなおしたら安藤だった。何故そんな思い違いしたんだろう…安ちゃんごめん