「日本史サスペンス劇場」でやってた東大の学生紛争の話を見ました。
学生紛争について詳しく知ったのは初めてだったので、すごく興味深かった。
でもすごいよね、一時は東大の学生の半数が運動に参加してたなんて。
もう武力行使だしさ…今の大学じゃ絶対に考えられない。
授業ボイコットとか、入試中止までしたんだもんなぁ。ものすごい時代だ。
みんな「新世界の神」を目指してたんだろうか。
警察無線を傍受してたくだりは、さすが東大生って感じだったなぁ。
学生と機動隊が戦ってる場面を見て、なぜか「ロードオブザリング」の映画第２部を思い出した（笑）
でもホント、「戦」って感じがした。命かけて戦ってるっていうか。
警察の人が「全国から名を挙げようともくろむ学生団体がいっぱい来てる」みたいなこと言ってて、「それなんて関が原ｗｗｗ」とか思ったし。
みんなで棒切れ振って攻撃の練習してた場面は、太平洋戦争みたいで気持ち悪かったけどね。
あと見てて一番気になったのが日大だった。断続的に紹介される日大の武勇伝はなんなんだ(((゜д゜;)))
警察の人殉職させたとか、「日大が支援にきたら安心」とか、どんだけ強い存在なの(;・ω・)
東大よりむしろ日大を取り上げてくれと思ったよ。
今は日大ってそんな学生運動してるイメージじゃないんだけどな･･･法政はよく聞くけど。
でもこの時代から40年経つけど、日本って全然変わってないなぁと感じた。
学生達が追い求めてる理想、全然達成されてないし、むしろ警察の人たちが懸念してたような「個人が自分の利益ばかり追求する社会」になってるよね。
学生のパワーっていうのも、当時に比べるとめちゃめちゃ冷めちゃってるし。
うちの大学とか、今でもあんな手書き丸出しの政治的タテカン作って、トラメガ持って演説してる人とかけっこういるけど、けっこうって言っても大学全体からみたらごく少数だし、正直煙たがられてるもんなぁ。
ぶっちゃけ姫苺も煙たいと思ってるし（ごめんなさい。）
学生運動に限らず、なんかこう全体的な面で、学生の熱さがなくなってる気がする。
夏目漱石や太宰治読んでると、大学生の登場人物がものすごい思想持ってたり、よく議論したりしてるけど、あれ今じゃ考えられないなぁと思うもん。
最近だと、益川さんとかも「よく学生同士で議論してた」って言ってたけど、今の学生にそんな雰囲気ってあまりない。
なんなんだろう、この温度差みたいなの。
昔の熱い学生って憧れるけど（でも学生紛争には憧れませんよ）、それでも自分はそこまで熱くなることはできないだろうなぁとも思う。
知識の量とかも違うからかな。
そういや中央大の教授がキャンパス内で殺害されたらしいですね…
殺人：４５歳中大教授刺され死亡 理工学部のトイレで
うわああ怖いよう(((：ω；｀)))
大学行くの怖いから明日自主休校しようかな…あ、でも明日テストだ…。
