INSTINCT MACHINEGUN

ポケモン好きのサンガサポ。夫はセレッソサポのパンダ氏。ゆるすぎる観戦記やら旅行記やら。

分裂したまま終わってしまった五輪代表

全敗も当然…バラバラだった反町ジャパン

終戦で指揮官と選手の間に“溝”もできてしまった。試合前に反町監督から「オランダはうまいから前からボールを取りにいかなくていい」との指示が出たが、選手は無視。本田圭は「オレの考えは違った。何人かの選手に“前からいって相手を圧倒しよう”と話したら、賛同してもらった」と証言した。試合後は森本がサポーターにあいさつするチームに加わらずに足早にロッカーに引き揚げるなど、後味の悪い最終戦となった。

最後の最後がこれって…悲しすぎる。


まぁスポーツ新聞だから大げさに書いてる部分もあると思うのですが、J's GOALのコメントを見てもそれが事実だろうなぁと伺えてしまうという悲しさ。
【北京五輪 男子グループB U23日本 vs U23オランダ】試合終了後の各選手コメント 

本田圭佑選手(VVVヘンロ)
「今日はオランダがうまいから、深追いすると交わされる。そうしないようにと話していた。僕は全然違う考えで、圧倒して奪って支配しようと考えていた。」

トルシエの時にも、W杯本番で選手達が話し合い、トルシエの戦術に反旗を翻したことがありましたが
その時は結果的にはうまくいった。
ただ反発したのではなく、選手達が一段高いレベルへ昇ったというか。
でも、今回は、この反発が裏目に出てしまった感じがしないでもない。
本田は「賛同してもらった」と言ってるけど、全選手ではなく「何人かの選手」と言っているし、もしかするとこれが原因でチームの意思統一ができなくなってしまったんじゃないだろうか。


結果以前に、こういう形での解散はあまりにひどすぎる。
もうこのチームで、というか反町監督の下でやることはないだろうから、選手達は思ったままに行動したのかもしれないけれど…。
そういえば、W杯での反発は、まだ1試合目のベルギー戦でのことだった。
後も見越した反発の結果があれだった。
それが今回の「次がない状態での反発」との結果の差を生んだ一因だったのかもしれない。