昨日「ジーザス・クライスト・スーパースター」の映画版観ました！！
やばかった、全部で３回くらい泣きそうになったり泣いたりした。
なんか昨日の感動が今日じわじわきてて、劇団四季の舞台見た次の日もそうだったけど、燃え尽き症候群というか、心ここにあらずという感じだった。
今は敗戦のショックで元に戻りつつありますが（笑）
この先はおそらく死ぬほど長いマニアックな「自分用感想文」なので、暇な方だけどうぞ
映画版で一番驚いたのは、オリジナル（英語）の歌詞が四季版と全然違って、内容も濃いこと！
四季版は、歌にあわせて和訳しているから、英語版の細かい部分をばっさり切った、要約みたいになってるわけだけど
オリジナルの歌詞は四季版の３倍くらい内容あるのね(゜д゜;)
それで目から鱗のこともいっぱいあった。ユダや他の使徒に対する解釈も変わった！！
今まで英語版の歌詞をちゃんと読んでこなかった自分に激しく後悔した。
もう、「ホントはこんなこと言ってたのか〜！！」みたいなのばっかり！
ユダがマグダラのマリアのこと意外とボロクソ言ってたり(;・ω・)
映画版のユダ、かなりワガママ感あるな
もう冒頭の、エルサレムの荒野が映ったシーン見ただけで泣きそうになった！ はえーよ！！(：ω；｀)
エキストラに囲まれた役者が白い服をまとって、腕を伸ばして「ジーザス」へと変わるシーンがすごく好きだ。
そんで２度目に泣きそうになったのは、『Everything's Alright』のジーザスが歌う部分。
一番最後の「when I'm gone〜」のとこで、ジーザスがユダに向かい合って、握手の格好でユダの手を握って…
そんでいろんな思惑や悩みや悲しみを視線でぶつけながら、お互いがお互いをじっと見ている。
なんかここが今回一番泣けた。その後のいろんなことや、彼らの心境をよく暗示してて…(：ω；｀)
でもその後、カヤパ様の歌で不覚にもワロタｗ
なんかカヤパ様のお仲間（しかも変な帽子をかぶっている）いっぱいおるー！！(゜д゜;)
そんで「He is dangerous〜」のところで、みんなが腕をパタパタして、鈴のようなものをカラカラカラってｗｗｗ
ちょｗ ここ笑う部分じゃないってわかってても笑えるｗｗｗ
シモンも笑えて困った、どう見てもラモスにしか見えない（爆）
てか映画版シモンみたいなのが実際にいたら、ジーザス絶対ドン引きするよな…。
でも、ジーザスが『Poor Jerusalem』を歌い終わった後の、シモンの「僕わかりません」って顔…！
シモン、そんな使徒達の「わからない」って表情のせいでジーザスは悩んでるんだよ…(・ω・｀)
なんか初めてジーザスに感情移入したというか、可哀想だと思った瞬間だった。
あと『裏切り』のシーンに、映画版と四季版のユダ解釈の最大の違いが出てたと思う。
四季版では無理やり金握らされてたけど、映画版では最終的には自分で袋つかんじゃうもんなぁ。
『最後の晩餐』はすごくよかった！！
特に、歌の途中で一瞬、ジーザスと使徒がダヴィンチの同名の絵画と全く同じ構図・ポーズで止まるシーン(：ω；｀)
これは名演出、いや神演出すぎる
いつもはここではユダに感情移入して泣くんだけど、今回はジーザスに感情移入して泣いてしまった。
だってジーザスが裏切りの予言したり、ユダともめたりしてるのに、他の11人の使徒たちはのんきに
「俺使徒になれて本当によかった〜。引退したら福音書を書こっと（´д｀*）」
みたいな歌うたってんだよ！！
こいつらノーテンキすぎっていうか、何もわかってなさすぎ！！
四季版ではここまで呑気な歌詞じゃないから、初めてジーザスの孤独をひしひしと感じられた。
なんかもう使徒たちの態度と無理解ぶりに腹立って泣いてしまった感じ（笑）
そんでみんな寝ちゃうし…(´д｀)
ヘロデ王はやっぱり何百回見てもいいね！ メタボさいこー！！
2000年版のダンディヘロデはダメだ。やっぱりお腹ブルンブルンさせて軽快に踊るヘロデでないと！！
ピラトもよかったなぁ。ズバズバ言ってて。
だめだ、『Superstar』含む最後の方はすでに何度も見すぎてて、改めて感想が出てこない（おい）
最後ジーザスが死んじゃった後、すぐみんなロケバスに乗り込み始めて撤収はえぇと思った(゜д゜;)
でも最後までバスに乗ってこなかったジーザスの役者…。
ユダが完全に乗らないうちにバスが走り出して「おっと」みたいになってたのは不覚にもまた笑ってしまった。
あの感動的なシーンでお笑い要素入れないでくれ〜！！
ジーザスの役者さん、現在はもう60過ぎてるらしいですが、まだジーザス役で舞台やってるそうですね。
うわあどんなんなってるんだろう…見たいような見たくないような
