INSTINCT MACHINEGUN

ポケモン好きのサンガサポ。夫はセレッソサポのパンダ氏。ゆるすぎる観戦記やら旅行記やら。

デスノート総集編

金曜ロードショーの「デスノート完全決着版 リライト幻視する神」を観ました。
始まる前はもうワクワクして正座して待機してたんですが、
ほとんどの部分がいかにも総集編でしたね…(´Д`)
以下ネタバレ注意です。


なんかもう展開が早すぎてポカーン(゜Д゜)を通り越して笑えました。
これ絶対初めて見た人はわかんないよ。どうかしたら実写映画だけ見た人もわからんかもしれん。
ノートの説明もろくにせず話が展開してったし。絶対わけわかめだ。
所有権のこととか「死因を書かなきゃ40秒で心臓麻痺」とかの基本もチロッとほのめかすだけで、ろくに説明してなかったし。その場で「実はこういうルールがあって…」っていう後付けみたいな感じのやつもあったなぁ。
やっぱりデスノートは詰め込み過ぎると物語が破綻するね。


リュークの視点から語る」って設定も回想の部分で全く生きてなかった。
むしろリュークの視点なら、なんでICPOの会議とか知ってるんだ。あとなんで月(ライト)とかの心の中わかってるんだ。
実際は通常のデスノートとほとんど変わらない、俗に言うただの「神の視点」だったなぁ。「死神の視点」ではなく。
そういや「登場人物の心情にスポットを当てる」とも言ってたけど、これも通常とほとんど変わらなかったし、だいたいこれは前述の「リュークの視点」と反してるよなぁ。


あと終わり方もアレだったね。Lの墓の前のシーンはそれだけだとすごくよかったけど、あれで終わると何だかなぁ…。やっぱり月勝利エンドだと後味悪いなぁ(・ω・`)
そして「リュークのノートに書かれた夜神月の名前」も、初めての人がパッとみたら絶対意味分かんないよな。
この件はこの総集編だけ見たら3つの解釈ができる気がする。


①原作通りメロニア編後に書いた
②原作と違い、今回の最後のシーン直後に書いた
③原作と違うその他の場合。月が寿命を全うして死んだ場合など


普通にデスノート見てる人間からしたら①なんだろうけど、これは初見の人や映画だけの人(つまりメロニアを知らない人)には伝わらないよね。
今回は展開的に見ても、どうも②の気がする。かなり原作や元のアニメを改変してるから、ここを改変しててもおかしくない。「退屈になる」ってリュークの発言もあるし。
でもそれはそれで色々疑問が出てくるんだよなぁ。
いくら退屈になったからといって、さらに退屈な死神界に戻ろうとするか?とか。
あと、展開的に「月の横暴に呆れて名前を書いた」とも取れるけど、それはリュークの性格的にどうだろう…。
まぁどうにも解釈できるようにこういう終わり方にしたんだろうけど。


全体的には新しいシーンとかもあって楽しめたことは楽しめました。
あ、でもLがハンカチで手を拭いてたシーンは微妙だった…Lってシャツのスソとか使いそうじゃない?(爆)


言っとくけど、べ、別にメロが出なかったから批判的なんじゃないんだからねっ!!


最後の視聴者プレゼントめっちゃ欲しかった。張り切って応募しないと!
あとスピンオフLも楽しみすぎる!!(・ω・*)Lの過去話かと思ったら、死の直前の23日間の話らしく意表をつかれた。しかも完全オリジっぽいし!早く2月にならないかなぁ〜。