INSTINCT MACHINEGUN

ポケモン好きのサンガサポ。夫はセレッソサポのパンダ氏。ゆるすぎる観戦記やら旅行記やら。

信念を持った変人

一休師匠の人生について初めて読みました。

一休―その破戒と風狂

一休―その破戒と風狂

読んだ率直な感想が「あれ、思ったよりマトモだなぁ」だった。
もっと破天荒な人生を期待していたけれど、思ったより普通だった。
(まぁそれでもかなり無茶苦茶なんですが)


なんだか同じような感想を抱いたことがあるなぁと思っていたら、
ヨリック様(スターン師匠)の「トリストラム・シャンディ」を読んだときもそうだった、と気づいた。
あれも「奇書」と聞いて興奮して読んだから、かなりの無秩序を期待していたんだけど、意外と秩序を保っていた。
その原因を考えると、きっとどちらも「芯」がちゃんとあるからそう感じるのだろう、と思う。
ヨリック様の作品は、一見奇書に見えるけど、話の筋はしっかりしてるし(時系列はバラバラだけどね)「意識の流れ」をトコトン追求した結果だから、ある種の必然性を持っているし、奇抜だけど無理がない。
一休師匠の言動も、自分の信念に従ったものだし、そこに至った理由・背景がちゃんと説明されていたから、違和感を感じなかった。
彼らは変人だ。でも、ちゃんと「信念」を持っているからこそ、変人になったのだ。
常人には到達できない「高み」へ行くために。
自分もそんな変人になりたい。


話は変わって、京都や滋賀にゆかりの地満載ということもわかった!
琵琶湖の瀬田大橋で自殺未遂したとか(:ω;`)
あぁ聖地巡礼したいなぁ、誰か行こう〜!!


一休さん大河ドラマにならないかな〜。
一度「花の乱」ってのに脇役で出たらしいけど。
今の時代こそ一休だ、と思うけど、そんなに波乱もない人生だしなぁ…。
そもそも原作になれそうな小説あるのか!?
…ここは自分が書くしかないのか…?(・ω・´)


余談だけどアナンダが出てくると無条件に笑ってしまう
肋骨ダンス…(゜〜゜)ぷぷっ