INSTINCT MACHINEGUN

ポケモン好きのサンガサポ。夫はセレッソサポのパンダ氏。ゆるすぎる観戦記やら旅行記やら。

ゲッセマネを思い出した

審判 (角川文庫クラシックス)

審判 (角川文庫クラシックス)

鬱。
鬱々。


『審判』本編も鬱だけど、付属の『解説』に書かれているカフカの生涯読んでさらに鬱になった。
この読後感の不快さといったら・・・。
物語の最後の一文、「屈辱が、生き残っていくような気がした。」
「屈辱」を「虚無」に変えれば、まさにこんな読後感だ。


これほどまでにひとりの人間は、社会において無力なのか。
権威とはこんなに複雑で、果てがないものなのか。


この物語についてレポート書いてる間に、さらに鬱になりそうだ