さてさて、楽しみにしていた今年２度目の夫婦ダービーの記事です。
この日は試合前に西京極のポケストップをいろいろ回ったりしようと意気込んでたのですが（前回の日記も参照）、なんと西京極に着いたとたん、予想外の豪雨・・・。
このせいで試合前、ほぼ何もできませんでした。
せっかくセレサポの知り合いの方もたくさん来られてたのに、セレサポはおろか、いつも会ってるサンガサポの友人たちとも、ほとんど話せなくて、ちょっと挨拶しただけっていう・・・。
アンドレイのグッズが当たる（かもしれない）阪神高速さんの抽選会にも参加したのですが、残念賞でさらにしょんぼりしました。
残念賞の景品（パンフとかクロス？とか、女性限定のミラーとか）に、全くサンガ要素がなかったのも残念・・・。
せっかくコラボしているので、エンブレムか何かが入ったクリアファイルとかうちわとか、何か配った方がサポの目も引いて良いと思うんですが・・・。
という感じで試合前は珍しくテンションがだだ下がりだったんですが、おそらくJリーグの試合では初めてSSメイン席に座って、テンションが急に上がってきたのであった。（天皇杯や、サンガ以外の試合では座ったことある気がするけど、たぶんサンガのリーグ戦では初めて。）
去年はSメインに座ってたんだけど、ホームとアウェイがはっきり分かれちゃうから、アウェイ側で見てたらサンガサポ数人しかいなくて、かなり肩身が狭かったので・・・。
これは近い。前から６列目くらいだった。
そして何より急に元気を回復するきっかけになったのは
ようじょたちのチアが！！近いよ！！！
（※わざと画質を落としています。）
すごい、こんな近くで見てたら、女の子たちが掛け声をかけてるのまで聞こえるし、もう可愛すぎかああああぁぁぁ。
いつものバックスタンドにいたら、遠い背中しか見えないもんなぁ。
キックオフが近づいてくると、急に雨もやみました。
そして空を見上げてびっくり！！なんと、虹が！！
ゴール裏から伸びる虹！！
驚いたことに、スタジアムに綺麗な半円アーチが、しかもよく見ると２つかかっている。
こんなに見事な虹を見たのは人生ではじめてかも！！
私は2005年の昇格を決めた試合のときに、きれいな虹が西京極にかかっていたのを今でも覚えていて、虹は昇格に向けた幸運の印だと思っているので、いやがおうにもこの日のサンガへの期待が増しました。
選手入場時のセレサポさん。やはり相手も気合が入っているのか、小旗を持参していました。
去年のプレーオフのとき、セレサポさん達がコレオグラフィーをやってたんですが、この小旗で「J1」って字を描いてたよね。
サンガゴール裏。メイン側からだとすごくよく見える。
あ、あと今更だけど、スマホ買い替えて画質がものすごくよくなったのもある（笑）
このころにはだいぶ晴れてきて、虹も消えてきてて残念。
ビッグフラッグ。ちなみにこのとき、隣に座っていたパンダ氏がタオマフ掲揚しながらセレッソの応援歌うたっていたので、私も対抗して京都慕情を歌ってた。歌詞がだいぶあやしかったけど・・・！（←覚えてるつもりで意外と覚えてなかった人）
もいっちょセレッソゴール裏。
こっちはバクスタでタオル回しているところ。回す様子、写真ではわからないけど、メイン側から見たらすごく綺麗で、いつも私が回してるタオルはあんな風に見えてるのね・・・とちょっと感動した。
これからも回そうと改めて思った。ほんと、バクスタに座ってる人は一度メインに来てタオマフがどう見えるか見てみた方がいい。バクスタから見てるメインスタンドとは、（メインの方々に申し訳ないけど）やっぱり迫力が違う。
そういえば、新加入の吉野選手のダンマクがもうあったことにびっくり。広島からそのまま持ってきたのかなぁ？
キックインセレモニーは、最近よく西京極に登場しているザッケローニこと「ざっくぅ」さんでした。
あまりのおぼつかない足取りにメインスタンドが「大丈夫かな・・・ざわ・・・ざわ・・・」としていたけれど、無事キックインできたらしい。
ちなみにざっくぅさんは目が細いせいでよく前が見えないらしく（目が細いからだよ！中の人なんていないよ！）歩いて帰るとき、前を行くスタッフさんの手拍子の音をたよりに歩いてました。かわいい。
というわけでキックオフ。
パンダ氏と一緒にセレッソの試合もよく見ているので、いろんな意味でどうなることかと思っていましたが、菅野がけっこう神がかってたこともあり、0-0のまま前半が終了。
てか菅野とジンヒョンのスパイクがお揃いで笑った。プーマのなんかやたら派手なやつ。
相手の左サイドの関口とけんゆーの連携がけっこう怖かったなあ。
けんゆーはパンダ氏いわく、去年までは「点を決めると永い眠りについて、忘れたころに急に目覚めてまた点を取る」というタイプだったそうですが、今年はずっと覚醒しているらしい。
あと、前半終了間際にアップを始めていたダニロビさんと、新加入のキロスの身長差がすごかった。なにこれキロスでかい。まじでかい。
ハーフタイムに「冷やしわらびもちときなこプリン」を食べる。
我が家は２人ともみたらしよりわらびもち派である。
前半の話が極端に短いのは、後半が濃すぎてあまり覚えていないからである。
後半もどっちに点が入ってもおかしくないなぁ、でもここまでサンガ守れてるから大丈夫かなぁ、と思いながら見てたんですが、突然、セレッソの選手が味方同士でごっつんこして、清原が倒れて動かなくなったのにはほんと青ざめた・・・。
審判が笛吹いてすぐに担架呼んでたし、清原ぴくりともしなくてジンヒョンが必死に声をかけてたし、意識とんでたのかどうかはわからないけど、すごく心配でした。
なのにサンガゴール裏から大ブーイングが起きたのは本当に理解できなかった・・・。ブーイング否定派ではないけれど、でもあの状況を見てブーイングできるのが私にはわからない。うちも今季、高橋ユージくんが脳震盪で意識失ったこともあって、とても他人事とは思えなかったんだけどなぁ・・・。
みんなユージくんの脳震盪のこと忘れちゃったんだろうか・・・。
清原は×がでて（あの状況なので当然ですが）担架で運ばれていきました。
付添いのスタッフさんがブーイングを背にしながら、ベンチに向かって「すぐ救急車呼んでください！」と叫んでいたのが聞こえてきた。
ちょうど私が見ている場所の真下あたりを通って運ばれていったのですが、少なくともそのときには意識があったようで、清原が自分で自分の顔をタオルで拭いていたので、ちょっとだけ安心。
そして相手チームながら清原が心配でそわそわしていて、気が付いたら菅沼がゴールしていたというね・・・！（見逃した人）
そんで驚くやら喜ぶやらしてる間に、立て続けにセルヒオがゴール。
やばい、これパンダ氏泣くんじゃないか？心折れてないか？と心配していたら、ななななんと次は、山瀬がゴール・・・！
４分で・・・３得点・・・だと・・・！？
パンダ氏、息してるかな？（不安）
あれ？これはパンダ氏をどうやったら慰められるのかな？この展開、我が家の家庭崩壊を招かないかな？とあまりの驚き展開にびっくりしつつ、でも3-0だしここからは安心して試合見られそうだ、ちょっと落ち着こう、とか考えていたんですが、そこで終わらずにエンターテイメントを我々に提供してくれるのがサンガであった。
3-0だった幸せな時間はわずか7分間で終わり、75分、76分と立て続けに失点・・・。
しかも、２失点目は覚醒中のけんゆーのゴールである。
ちょｗｗｗ一気に3-2に追いつかれたｗｗｗｗやばいｗｗｗ
でもこれでサンガが勝ってもパンダ氏は少しは機嫌なおるかな？まぁ3-0よりはどう考えてもましだよな？と思ったと同時に、果たして試合終了後までこのスコアのまま持ちこたえられるか、一抹の不安が。
相手はなんといってもセレッソだし、この２点で勢いづいているし・・・。
周りのお客さんもそうだったけど、3-2になってから、なんか私たち夫婦も変なテンションになってきて、プレーごとにワーギャー叫びながら見ていました。
なんとかリードを保ったまま、ロスタイムに入ったのですが、ビジョンに表示された時間は
＼７分／
ちょｗｗｗｗこんなロスタイムはじめて見たｗｗｗｗ
でも清原のがあったしまぁ７分くらいあっても納得かな・・・とは思ったけど、サンガが果たして７分も持ちこたえられるのか？と思うとハラハラ。
ずっとリアルに祈りながら見ていたのですが、ロスタイム＋４分に恐れていた事態がついに起きてしまう。
けんゆー、まさかの同点ゴール。
なんかもう、このときのパンダ氏含めたセレサポさん達のテンションと盛り上がりがやばかった。けんゆーもめっちゃ嬉しそうにガッツポーズしてたし。なにより大熊さんが明らかにテンションおかしくなってた。
一方私は頭を抱えつつ、最後の３分、こちらもまた変なテンションになって、もう「うわあああああ」とか「いけええええ」とかパンダ氏と張り合うかのように叫びまくってた。
まだ最後に１点とれれば・・・という思いもむなしく、同点のまま、試合終了。
なんかこう、久々に放心状態というものになりました。
3-0のときはいかにパンダ氏を慰めるかを考えていたけれど、気づけばパンダ氏に慰められていた。
そして気づくと頭上には大量の虫が発生していて、夏の風物詩・虫京極が今年もやってきていたのであった。
はー、ブログ書いて思い出したらまたがっくりしちゃった。虹が出たし絶対勝てると思ってたのになぁ。
でも引き分けで夫婦崩壊の危機は回避されたからよかったのかもしれない。
セレッソとはプレーオフで当たりたくないよう。
来週またホームゲームなので、次は勝てるといいなぁ。そして次こそはポケストップ探しに行こうっと。
