INSTINCT MACHINEGUN

ポケモン好きのサンガサポ。夫はセレッソサポのパンダ氏。ゆるすぎる観戦記やら旅行記やら。

ONE PIECE FILM STRONG WORLD

を、一週間ほど前にやっとこさ観に行きました。
(以下基本的にネタバレなしです。誰が出なかったとかエンドロールの話とかはしてますが。)


最近はアニメも撮り溜めてて全然観てないし、それ以前に今はストーリー上ルフィしか出てこないので、動く麦わらの一味を見たのはすごく久々に感じました。
ゾロが喋ってるの聞いて「あれ?土方さん何してるの?」と思ってしまったし(^ω^;)
あと自分は空島の最後あたり〜フランキーが仲間になるまでの15巻分くらいを全然読んでないので、いまだにギアとかいわれても、よく意味がわからない(笑)
おい…自分これでよくワンピース好きを名乗れるな…。
自分ってとことん好きなキャラクターにしか興味ない奴なんだなーと思う。


でも、そんな姫苺でもとてもワクワクできるストーリーでした!
背景や彩色も、映画でしか見れない美しさ&豪華さで、とにかくスケールが大きかった。
たぶん作る側も、いかにスケールを壮大にするか意識して、演出もストーリーも背景も、すべてが大きく大きく感じられるようにしたんじゃないかなぁ。
それもかなり意図的に。パンフとか0巻の解説を見てそう感じた。
もしかしたら、物語の筋(や、その整合性)よりも、スケールを重視してるのかもしれない。憶測だけど。


シキもすごくよかった。
最初は「ちょwwwシキwwwww」って印象のキャラクターなのに、それがいつしか物凄く恐ろしくて、物凄く強大な存在になっている。
ふざけた印象はなくなって、かつてロジャーや白ひげと対等だったという事実に説得力を持たせるような、圧倒的な力として描かれる。
その振り幅や、表現の仕方がよかった。竹中直人の力もあるのかな。
最後の叫びも特によかった。


しかし私、なぜかキタジマがどこに出てたのか気づかなかった…。
おかしい…普通は見落とさないだろ常識的に考えて…


あと、個人的には好きなキャラ満載のエンドロールがよかったです。
でもだめだ、今エース見ると涙がでちゃうよ(・ω・`)
そのせいで、せっかくの大画面シャンクスが若干にじんで見えて残念だった…。
でも好きなキャラが大画面で見れるってホントいいですね!一旦停止したかった…!
水着ナミさんも大画面で見れるから、みんな見に行けばいいと思うよ!ってまだやってんのかな?

0巻もほら、この通り!!
一時はどうなることかと思ったけど、無事ゲットできてよかったです。
0話自体はジャンプ掲載時に読んだんだけどね。
てか0巻に載ってる設定資料見たけど、最初はシャンクスもちらっと出る予定だったのかよおおおぉぉうわああ見たかった!!
尾田っち何故に変更した…!! ……中の人のギャラ節約したのかしら(笑)


0巻やパンフに載ってる裏話を読んで感じたのは、尾田っちは意外にも、すごく頭を使って漫画や物語を創ってるんだな、ということ。
「意外にも」って書くと語弊があるけど、尾田っちはアイデアマンというか、発想力がずば抜けてるイメージがあって、どっちかというと天才肌だと思ってたから…。
だから感性で漫画描いてる部分も大きいのかなって思ってた。
でも、裏話を読んで、尾田っちはすごく「読者にどう見えるか」を考えて、計算して、頭使ってるんだなぁ…と初めて気づいて驚いたのです。
やっぱり一流になるには、単なる才能や感性だけじゃダメなんだ。
信念や持論をしっかり持って、頭使って考え抜ける人じゃないと。
映画自体もよかったけど、そういうことに気づけたのもよかったな。