INSTINCT MACHINEGUN

ポケモン好きのサンガサポ。夫はセレッソサポのパンダ氏。ゆるすぎる観戦記やら旅行記やら。

鳥居みゆきって頭いいな

普段お笑いは全く見ない姫苺なのですが、
今日のお昼にたまたま「R-1ぐらんぷり」の決勝直前特集を見ました。
で、その番組で、初めて「鳥居みゆき」なる人物を見ました。
名前は知ってたし、写真とかは見たことあるんだけど、動いてしゃべる鳥居みゆきは初見だった。
で、その時に決勝への意気込みを一言語っておられたんだけど、その一言を聞いて、「この人頭いいな」とびっくりしたよ。
その一言ってのは


「優勝は無理でも、13位以内には入りたいです。」


これ聞いた瞬間、本当に「すごいな」と思ったね。
説明するまでもなく、この一言の笑いどころは、R-1の決勝進出者は10人であり、つまり決勝進出した時点で13位以内は確定しているという点なのだけれども、
姫苺が心底「頭いいな」と感じたのは、ここで「13」という数字を出してきたところ。
決勝進出者と同数の10でもなく、その数から離れすぎた15でもない。
13という、バランス的には「これしかない」という絶妙な位置の数字。
さらに彼女は、ダークというかブラックというか、そういうイメージがある芸人さんなんだけども、
「不吉な数字」とされる「13」は、その「カルト」とも言われる見た目や芸風とつながっている。
彼女がそこまで計算して「13」と発言したかどうかまでは、お笑いに疎い自分にはわからないんだけども、
たとえ直感で「13」という数字を選んだとしても、それはそれで彼女に潜在的なセンスというか「選ぶ目」の表れだろうし。
久々にしびれた一言だった。


で、ぜひともネタを見てみたいと思ったのですが、夕方に爆睡してしまい、決勝のネタは見れなかった(・ω・`)
そこでYouTubeで「マサコ」っていうネタを見たんですが、
うーん、ネタは個人的にいまいちかも…(・ω・;)


なんかマサコは「テンション高くてわけわからん変人」っぽいキャラだったんですが、
個人的にこのキャラはすごく「漫画的」に感じた。
漫画的っていうと語弊があるかもしれないけど、ギャグ漫画でよく使われそうなタイプというか。
なんかうすた京介の漫画に出てきそうなんだよね。
テンション高くて、奇行や奇妙な発言で笑わせる。まさにマサルさんジャガーさんタイプというか。


で、漫画的なこと自体が悪い訳じゃないんだけど、
やっぱり生身の人間だし、舞台上というくくりがあるから、どうしてもやることに限界があるわけですよ。
極端に言うと、奇行の末に流血して死にかけたり、脇役キャラを巻き込んだりできないわけですよね。
だから「漫画的」である分、普段お笑いに触れるのがテレビではなくギャグ漫画である自分にとっては、漫画より弱く感じてしまう。
表現が限られて見えちゃうんだよね。
まぁあくまで個人的な感想だし、漫画と芸人さんの芸を比べちゃ駄目だと思うけど…。


あと普段自分が変人の皆さんに囲まれて生活してるのも絶対に原因としてあると思う(笑)
だから少々の奇行を見ても驚かない(^ω^;)
仮装集団が授業中に乱入してくるような大学でしたから…。


でも鳥居みゆきは普通のトークは絶対にうまいはずだと確信している。
一度彼女のフリートーク聞いてみたいなぁ。いい動画ないかなぁ。